初心者におすすめ!GIANT(ジャイアント)のロードバイク
世界最大シェアと技術を誇るロードバイク界の巨人

GIANT(ジャイアント)はもともとフレームの下請け会社でオリジナルの自転車は作っていなかったんですよ。

いまでは自転車業界を牽引する一大メーカーです。

女性用の「Liv」でも名称は変わりますがほぼ同じラインナップになっています。

あとで「liv」のサイトをのぞいてみます。

初心者におすすめのモデル

最近のはやりはエアロタイプのフレームですが、初心者は無理してエアロタイプを選ぶ必要ないと考えています。

理由は、エアロダイナミクスが生かせるのが時速30km辺りだからです。ストップ・アンド・ゴーが多い初心者には、軽くて反応がよい方が向いています。

DEFYシリーズはロングライドモデルですがTCRシリーズの方がシンプルで軽量です。そのため、GIANT(ジャイアント)ではTCRシリーズがおすすめします。

TCR ADVABCED 2 KOM カーボン+105 ¥308,000(税込)

SIZE
425(XS),445(S),470(M),500(ML)mm
WEIGHT
7.9kg(S)
フレーム
Advanced-Grade Composite OLD130mm
フロントフォーク
Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive コラム
BBセット
FSA CF86 Press Fit (BB86)
ギアクランク
SHIMANO 105 34/50T 170mm(XS、S)、172.5mm(M、ML)
チェーン
KMC X11EL
F.ディレーラー
SHIMANO 105 直付用
R.ディレーラー
SHIMANO 105
シフター
SHIMANO 105 11S
ブレーキセット
SHIMANO 105
ブレーキレバー
SHIMANO 105
ギア
SHIMANO 105 11S 11-34T
ヘッドセット
FSA シールドカートリッジ 1-1/8"-1-1/4"
ハンドルバー
GIANT CONTACT 31.8 400mm(XS、S)、420mm(M、ML)
ハンドルステム
GIANT CONTACT 31.8 80mm(XS)、90mm(S)、100mm(M)、110mm(ML)
サドル
GIANT APPROACH
シートポスト
GIANT VARIANT Composite
シートクランプ
フレーム一体型
ペダル
なし
ホイールセット
GIANT P-R2 WheelSet F:16H R:24H
スポーク
SAPIM RACE 14-15G
タイヤ
GIANT GAVIA AC 1 700x25C Tubeless Ready
チューブバルブ
仏式バルブ
付属品
ベル、チューブレスバルブ、シーラント

KOMとは「King of Mountain」の略で、ヒルクライム向けの軽量仕様の意味です。そのためリアのスプロケットも11-34Tのワイドレンジギアを標準で装備しています。

「フロント34T×リア34T」の非常に軽い「ギア比:1」が実現し、ヒルクライムがメインでなくても、脚力のない初心者でも峠越えをしたいという方にはありがたいギア構成となります。

山岳や海岸線など起伏の大きい場所でのロングライドを考えている方にもおすすめです。

プラス約5万円でDISCブレーキモデルがありますが、KOMモデルであえて重くなるDISCブレーキにするする意味はあるのかと個人的には思います。

PROPEL ADVANCED 2 エアロカーボン+105 ¥418,000(税込)

SIZE
465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm
WEIGHT
8.8kg(XS)
フレーム
Advanced-Grade Composite OLD142mm
フロントフォーク
Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive AERO コラム 12mm Axle
BBセット
SHIMANO RS500 Press Fit (BB86)
ギアクランク
SHIMANO 105 36/52T 170mm(XS、S)、172.5mm(M、ML)
チェーン
KMC X11EL
F.ディレーラー
SHIMANO 105 直付用
R.ディレーラー
SHIMANO 105
シフター
SHIMANO 105 11S
ブレーキセット
SHIMANO 105 TR F:160mm R:140mm
ブレーキレバー
SHIMANO 105
ギア
SHIMANO 105 11S 11-30T
ヘッドセット
FSA シールドカートリッジ 1-1/2"-1-1/2"
ハンドルバー
GIANT CONTACT SL AERO 31.8 400mm(XS、S)、420mm(M、ML)
ハンドルステム
GIANT CONTACT SL AERO 31.8 80mm(XS)、90mm(S)、100mm(M)、110mm(ML)
サドル
GIANT FLEET SL
シートポスト
GIANT VECTOR Composite
シートクランプ
フレーム一体型
ペダル
なし
ホイールセット
GIANT P-A2 DISC WheelSet 24H
Fハブ
SAPIM RACE 14-15G
タイヤ
GIANT GAVIA COURSE 1 700x25C Tubeless Ready
チューブバルブ
仏式バルブ
付属品
ベル、チューブレスバルブ、シーラント、コンピューターマウント、専用ボトルケージ
※コンピューターマウントの耐荷重は210gです。

エアロフレームがお好みならこの「PROPEL ADVANCED 2」がおすすめです。ただし、先に推薦した「TCR ADVABCED 2 KOM」より約1kg重いので平地を高速で巡航するような使い方(坂はのぼらない)を前提としている人以外は見た目で決めるモデルだと思います。

CONTEND 0 アルミ+105 ¥198,000(税込)

SIZE
430(XS),465(S),500(M),535(ML)mm
WEIGHT
9.1kg(S)
フレーム
ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
フロントフォーク
Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive コラム
BBセット
SHIMANO RS500 68mm
ギアクランク
SHIMANO RS510 34/50T 170mm(XS、S)、172.5mm(M、ML)
チェーン
KMC X11EL
F.ディレーラー
SHIMANO 105 直付用
R.ディレーラー
SHIMANO 105
シフター
SHIMANO 105 11S
ブレーキセット
TEKTRO TKB178
ブレーキレバー
SHIMANO 105
ギア
SHIMANO HG700 11S 11-34T
ヘッドセット
VP シールドカートリッジ 1-1/8"-1-1/4"
ハンドルバー
GIANT CONNECT 31.8 400mm(XS、S)、420mm(M、ML)
ハンドルステム
GIANT Aluminum 31.8 80mm(XS)、90mm(S)、100mm(M、ML)
サドル
GIANT APPROACH
シートポスト
GIANT D-FUSE Composite 350mm
シートクランプ
D-FUSE Aluminum SEATPIN ダブルボルト
ペダル
Steel CAGE
ホイールセット
GIANT P-R2 WheelSet F:16H R:24H
スポーク
SAPIM RACE 14-15G
タイヤ
GIANT S-R3 AC 700x25C
チューブバルブ
仏式バルブ
付属品
ベル

とにかく安くて性能の良いロードバイクの完成車というオファーがあればこの「CONTEND 0」をおすすめします。

GIANT(ジャイアント)のラインナップ

さすがに最大手のメーカーでロードバイクのラインナップはエントリーモデルからミドルモデルを中心にトップモデルまで幅広いユーザー層に対応できる品ぞろえです。

ロードバイクラインナップ
  • オールラウンドの「TCR」
  • エアロレースの「PROPEL」
  • エンデュランスの「DEFY」
  • エントリーの「CONTEND(アルミ)」

オールラウンドの「TCR」

tcr_advanced_pro_team_giant

先ほど一押しで紹介した平坦路からアップダウンまでオールラウンドに対応できるモデルが TCR シリーズです。

GIANTの説明によると

クラス最高の重量剛性比にエアロ性能もプラス。トータルレースバイクとしての性能を全方位で向上させた第9世代のTCR。
ということでエアロ機能も装備されているということです。

鋭い加速や軽快なハンドリングなどレースで求められる特性を備えたシリーズです。

エアロレースの「PROPEL」

propel_advanced_sl2_giant

空気抵抗の少ないエアロ形状のフレームを採用し平地での高速巡航性能を重視したプロペルシリーズです。

GIANTの説明によると

究極のエアロロード「プロペル」。空力性能と重量剛性比のみならずコントロール性と快適性の向上まで果たした革新の第3世代。
ということです。エアロ好きにはおすすめです。

エンデュランスの「DEFY」

defy_advanced_pro_0_giant

快適性を重視したフレームジオメトリーによりロングライドやヒルクライムツーリングなどの用途に適しているのは DEFY シリーズです。

こちらはトップチューブが短めに設計されているためアップライトなポジションでビギナーにも乗りやすいモデルとなっています 。

DEFYシリーズはすべてディスクブレーキ採用となっています。初心者にとっては制動力のあるディスクブレーキのメリットはおおきいですが、ホイールの着脱やメンテナンスなどを考慮するとデメリットになることもあります。また、ホイール交換の選択肢が少なくなります。

GIANTの説明によると

エンデュランスロードの代名詞「ディファイ」。700x35Cまで対応するフレームとD-FUSEハンドルが高速巡航性能と快適性を両立。
ということです。太めのタイヤを装着する予定の方やグラベルロード的な使い方(未舗装路走行)を予定している方も対応できそうです。

エントリーの「CONTEND(アルミ)」

contend_sl1

GIANTの説明によると

オールラウンドなアルミロード「コンテンド」と、700x38Cまで対応するディスクブレーキ専用設計フレームの「コンテンドAR」。
ということです。

私的には105+リムブレーキで20万円未満の「コンテンド0」を推しています。おそらく入門マシンとしては最高のコストパフォーマンスでしょう。

GIANT(ジャイアント)の特徴

子供用からレースバイクまで手がける最大の総合自転車メーカーです。

日本ではクロスバイクの「ESCAPE R3」がベストセラーで、持っている方もいるのではないでしょうか。

9つの自社工場で自転車を生産し、その数は年間650万台以上で世界最大級の規模を誇ります。

名前と同じくあらゆる面で「巨人」と化した世界の自転車業界を牽引するメーカーです。

GIANT(ジャイアント)の歴史

かつては欧米ブランドの下請けとしてフレームを製造していましたが、現在はシェアだけでなく技術面でも最先端のメーカーです。

1972年に台湾の台中で設立され、当初はOEM生産のみでした。

1981年に自社ブランドであるGIANTを立ち上げます。

1986年にヨーロッパ拠点としてオランダに進出します。

1987年にはアメリカ、1989年には日本法人設立と世界中に進出していきました。

その後はレースにも積極的に参加しトップライダーと契約することで、知名度、実績をあげていき、トップブランドとして確固たる地位を築いていくことになりました。

GIANT(ジャイアント)の技術

ジャイアントはコストパフォーマンスが高いとよくいわれます。

その理由は、自社でアルミやカーボンの母材加工ができることにあります。

具体的には、「ティグ溶接によるアルミフレーム」や「カーボンの糸から作ることができるカーボンフレーム」の製造技術は、業界トップクラスの技術力です。

このように自転車の要となるフレーム製造技術は世界トップレベルであるところに、さらに高度に管理された生産ラインによってコストダウンも同時に図られています。

すなわち、「技術面」と「コスト面」の両方でトップレベルのメーカーなのです。

また、トップチューブを傾かせたスローピングフレームはジャイアントが独自開発した技術で他に先駆けて投入してきました。

近年は、ホイール、タイヤ、ハンドル、サドルなどのパーツをオリジナルで製造することで一層の機能性アップとコストダウンを実現し圧倒的な組織力をほこっています。

駆動系のコンポーネントを除けば、すべて自社製造で完成車ができてしまうまでになっています。

日本での展開

日本国内には、直営店も含め全国で30店舗以上展開しているジャイアントストアがあります。

女性専用ブランドLIVもジャイアントストアで取り扱っており、女性スタッフが対応してくれるので女性でも気軽にストアに入りやすいです。

購入のしやすさ・購入後のメンテナンスといったトータル的なサポート体制でも安心です。

GIANT(ジャイアント)の公式サイトはこちらです。

ほんとうに他のメーカーに比べるとお買い得感が高いですね。

こちらは女性ブランド「Liv」のサイトのリンクです。

Liv

Livシリーズの対応表

  • PROPEL → ENVIE(エアロレース)
  • TCR → LANGMA(オールラウンド)
  • DEFY → AVAL(エンデュランス)

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